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INTERVIEW 社員紹介

営業部 部長
森 洋平

人間らしく、心で繋がる人材ビジネスを。

インタビューの様子

執行役員の前に、一人の人。

滋賀、岐阜、大阪、3つの支店をまたいで、エリアブロック長を任されています。役職としては執行役員ですが、プレイングマネージャーとして現場に出ながら組織のマネジメントも行う。それがユースのスタイルです。2020年4月。全国17拠点あるユースの営業所のなかで、滋賀支店が初の売上全国1位になりました。そこから4ヶ月連続1位の快挙。もちろん私一人の力ではありません。営業、内勤それぞれのメンバーが、クライアントや登録スタッフとの長期的な関係性を築いてきたからこそ。損して得取れの精神で、相手のためになることを継続した結果です。積み重ねた信頼や恩は必ず返ってくる。そうした「人間らしさ」が、「人材」「労働」ビジネスの醍醐味かもしれません。会社を経営する役員という立場上、売上や事業戦略、人材育成といった観点は欠かせません。けれど、一人の人として人間同士向き合っていく。その姿勢はいつまでも大切にしていきたい。そう改めて気づかされました。

インタビューの様子

契約終了。それでも繋がりは続いていく。

以前、難病を患って視力が低下した男性の派遣スタッフさんがいました。車や自転車にも乗れなくなって、いよいよ機械加工の仕事も危ない。苦渋の決断でしたが、派遣はストップすることになりました。本来はこれでユースとの契約も終了です。しかし、収入がなくなると、彼は住む場所を失ってしまう。何か私にできることはないか?これまで一緒に働いてくれた彼への恩返しの気持ちで、今後の道筋を一緒に立てる提案をしました。次の仕事が見つかるまでユースの寮に住めるよう手配したり、障害者申請の手続きをサポートしたり、お取引のある企業に「障害者枠」で正社員雇用していただけないかアプローチしたりも。そうして無事、彼は就職先を見つけることができたのです。「マニュアルにない」「お金にならない」。普通ならそう批判されるかもしれません。けれど、そこには、人が歩み寄ることで生まれた「はたらく」の可能性がある。彼のご紹介で繋がったスタッフさんがいる。どれだけ立場が変わっても、目の前の人と心で繋がる、それが私たちユースの存在意義だと私は思っています。